「ユニプラルSL」「モノプラルKS」珍しい壁材のお取り扱いにも対応できます!
スタッフブログ
こんにちはトーシンリフォームです。
「ユニプラルSL」「モノプラルKS」という壁材はご存じですか?
「ユニプラルSL」「モノプラルKS」は、(株)ゲーテハウスが取り扱うフランス風の環境や健康にやさしい天然無機の塗壁材で、 住宅メーカーは 基本的に塗装の必要が無いと言って販売している壁材です。
先日お見積りにお伺いしたお客様に、「この壁を見てユニプラルとわかったのは、トーシンリフォームさんだけです」と驚かれました。
それほど珍しく、取り扱い経験のある業者が少ない壁材です。
「ユニプラルSL」「モノプラルKS」とは
メーカーのHPよりまとめてみました。
材料の特徴
「ユニプラルSL」、自然素材でできていて、エコマークを取得しています。
透明感のあるガラス質の骨材に、鉱物から作られる無機顔料が混ぜれ、自然素材特有の淡く優しい色合いが選べます。
他には無いアースカラーは女性に人気があるのではないでしょうか。
最大20mmまでの厚塗りが可能なので、搔き落としや金ゴテ押さえなど造作も可能です。
「モノプラルKS」、フランスを中心にヨーロッパ各国で長年外装材として使われてきました。
フランス産のライムストーンが主成分で、明るく澄んだ色合いと、鮮やかな色彩を生み出すのは天然無機顔料です。
自然素材を主成分とする モノプラルKS は経過年数とともに重圧な色合いに変化していきます。
最大20mmまでの厚塗りが可能(許容塗圧5mm~20mm)で、石積やレリーフ、彫刻のような繊細な彫刻も造形できます。
メンテナンスについて
「ユニプラルSL」、 無機質の材料の為経年劣化が少なく、長期にわたり耐久性を持続します。
経年の汚れには薬品洗浄、塗替え、ユニプラルSL専用トップコートの塗布等をご提案します。
「モノプラルKS」、 樹脂を含まない無機質の材料は、経年劣化が少なく長期にわたり耐久性を持続します。
「ユニプラル」「モノプラル」 の劣化
先程もお話しましたが、メーカーのHPでは経年劣化が少ない、長期にわたり耐久性を持続すると書かれています。
しかし、弊社にお見積りのご依頼をいただくお客様は、思っていたよりも汚れや石粒がパラパラと落ちてくるなどの劣化が気になるようです。
メーカーが許容塗圧5mm~20mmと書いていますが、実際は3mm~5mmの塗圧の物件しか見たことが無いので、施工の問題も無いとは言えません。
ヨーロッパの街並みの特徴である、長い年月を積み重ねた風合いの建物のように、無機質の素材の良さとして劣化を楽しむのも良いのかもしれませんが、塗装で綺麗にしたくなる気持ちもわかります。
日本においては塗替えで綺麗に保つ家が多く、ヨーロッパ風のヴィンテージ感は目立ってしまうのかもしれません。
塗装でのメンテナンス
塗装をする場合は、とても塗りにくく難しい為、注意するポイントが何点かあります。
とても弱い素材の為、洗浄は中圧で優しく洗浄しないと剥がれてしまいます。
そして、とても塗料を吸い込みやすい素材なので、弊社での施工の場合は、最低でも下塗りを3回、上塗りを2回施工します。
塗り回数が増えますので、その分、一般的な住宅の塗装金額よりも高くなります。
塗料選びにも注意が必要です。
下塗りの塗料は特に大事で、剥がれやすい壁材をしっかり固めてくれる塗料を選ばなければいけません。
ここで塗料選びを間違えてしまうと、仕上がりや耐久性に問題が出てきてしまいます。
弊社で塗替えの場合、塗料の選定は壁材の状態を見て適切な塗料を選びますのでお任せください。
どんな塗料でも塗れるわけではないので、「ユニプラル」「モノプラル」を取り扱った事のある、信頼できる業者を見つける事がとても大事です。
とても珍しくおしゃれな壁材「ユニプラル」「モノプラル」、見た目を綺麗に保つ一つの方法として塗装も考えられすが、注意点を守らないと早期における塗膜の異常や剥がれ、膨れが起こってしまう場合もありますので注意しましょう。
「ユニプラル」「モノプラル」の塗替えをお考えの方、お気軽にお問い合わせください。
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