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そもそも塗料の種類とは

塗料は、「顔料」「樹脂」「添加剤」「水もしくは溶剤」の４つの成分で構成されています。

この中の「樹脂」に何が使われているかで塗料の種類が変わり、塗料の性能や価格は大きく変わります。

樹脂にアクリルが使われていたら「アクリル塗料」

ウレタンが使われていたら「ウレタン塗料」

シリコンが使われていたら「シリコン塗料」

その他にも「フッ素塗料」「無機塗料」などがあります。

塗料のランク

一般的に塗料の性能は「アクリル塗料」＜「ウレタン塗料」＜「シリコン塗料」＜「フッ素塗料」「無機塗料」その他特殊性能塗料というランク付けがされています。

塗料のランクと値段はだいたい比例しますが、塗料のランクで真ん中に位置しているのが「シリコン塗料」です。

樹脂にシリコンが使われているシリコン塗料は、もっとも価格と耐久年数のバランスが良い塗料です。

とても人気のある塗料なので、各メーカーからいろいろなシリコン塗料が発売されています。

トーシンリフォームがご提案する塗料は、シリコン塗料が標準で、アクリル塗料やウレタン塗料は、予算の都合などでお客様のご要望がある場合のみご提案させていただいております。

塗料の耐用年数

一般住宅の塗替えでよく使われる塗料4種で、耐用年数を比較してみましょう。

種類	耐用年数		塗料の特徴
アクリル塗料	3～7年		他塗料と比べて最も安価だが耐用年数が短い 塗替え頻度が多くなる
ウレタン塗料	8～10年		密着性があり汚れに強い 耐用年数が若干短め
シリコン塗料	10～15年		防カビや防藻性が高い 人気塗料なので種類やカラーが豊富 耐用年数も長め 塗膜が固いのでひび割れしやすい
フッ素塗	15～20年		耐久性に優れている 雨風や紫外線に強く汚れにくい 耐用年数が長い 高価格

塗料の値段は、耐用年数が長くなるほど高くなります。

安価な塗料を使えば予算が抑えられますが、次の塗替えまでの時間は短くなり生涯の塗替えリフォーム費用を考えると、思っているよりもリフォーム費用が高かったという事もありえます。

高価な塗料を使えば、次の塗替えまでの時間が長くなりますが、１回の塗替え費用が高くなります。

このように、生涯塗替えリフォームにかかる費用はどれくらいなのか？という考え方をすると、「シリコン塗料」は耐用年数と価格のバランスがよい塗料と言えるでしょう。

シリコン塗料の種類

シリコン塗料にも様々な種類があり、価格の幅も大きく安価なシリコン塗料は高価なシリコン塗料に比べ、当然耐用年数や性能は下がります。

その差は、シリコン含有率の差です。

塗料の中に含まれるシリコン含有率に規定は無く、少しのシリコン含有量でもシリコン塗料と言えてしまいますので、シリコン含有率に注目して塗料を選ぶのも大事です。

また、シリコン塗料に特殊性能はありませんが、防カビ効果や防汚効果を発揮する塗料もありますので、そのような機能に注目してみるのも良いかもしれません。

そして、近年とても人気のある「ラジカル塗料」にも「ラジカルシリコン塗料」があります。

「ラジカル塗料」についての記事がありますので参考にしてみてください。

外壁塗装するなら低価格高品質で話題の「ラジカル塗料」をご検討してみてはいかがでしょうか？

弊社お勧めのシリコン塗料

まとめ

シリコン塗料は、性能と価格のバランスが最もとれた人気塗料です。

特殊な性能をお求めでなければ、まずシリコン塗料を選択し、シリコン塗料の中からご自分の求める塗料を選択してみるのはいかがでしょうか？

シリコン塗料にも多くの塗料がありますので、特徴や性能に関するご質問もお気軽にご相談ください。

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投稿者プロフィール

田中 美幸

事務の田中美幸です。
主婦ならではの視点を生かし、塗装工事の紹介や工事中のお困りごとや悩み、素朴な疑問などを分かりやすくお伝えできるように心がけています。

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