トーシンリフォームの職人がおすすめする、軽量で超高耐久屋根材!ディズルーフィングをご紹介
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こんにちは。
相模原市を中心に、横浜市、町田市、八王子市まで幅広く対応!
小さい会社だからこそできるサービスを提供するトーシンリフォームです。
今回は軽量で超高耐久屋根材「ディーズルーフィング」をご紹介します。
「弊社の職人さんに自宅を、外壁や屋根の塗装するならどのような塗料を使用するかアンケートをとりました!」の葺き替え部門でランクインした屋根材です。
ディーズルーフィングは、株式会社ディートレーディングが輸入販売している屋根材です。
軽量で超高耐久屋根材として、ワンランク上の屋根材を求めるお客様に人気のある商品です。
では早速ディーズルーフィングのメリット、デメリットを見ていきましょう。
ディースルーフィングのメリット
軽量で地震に強い
ディーズ ルーフィングは、基材にジンカリウム銅板という、軽量な素材が使われています。
1m²あたり7kg(1坪あたり23kg)という軽さで、これは他メーカー屋根材と比べると、平板スレートの約1/3、瓦に対しては約1/7の軽さです。
屋根材にディーズルーフィングを使う事で、屋根を軽くすることができ地震の揺れを軽減させることができますので、とても耐震性に優れた屋根材です。
また新築においては、屋根が軽いことで壁量を少なく設計できるため室内空間の自由度が増し、大きな空間を低コストで作り出すことが可能になります。
再塗装が不要
ディーズルーフィングは、セラミックコーティングされた石粒が表面に施されており、再塗装が不要で長期的に美しい屋根材です。
セラミックコートとは、日本でも古くからある釉薬(ゆうやく)と呼ばれる着色方法で、お茶碗や茶器に使われています。
同じ着色方法が使われている日本瓦を思い浮かべると、長期的に色彩を維持できる事がイメージできると思います。
「夏の暑さ」や「雨音」を和らげる
ディーズ ルーフィングは、セラミックコーティングされた石粒の効果により、鋼板層への熱伝導値が低くなり、屋根材と屋根下地との間に十分な空気層を確保できるため、小屋裏へ熱を伝えづらい構造になっています。
また、石粒の凸凹は雨粒を拡散させる効果があり、鋼板屋根で気になる雨の音が、石粒の層によって抑えられます。
保証期間が長い
ディーズルーフィングの製品保証は30年で、補償内容は「機材銅板の錆による雨漏り」「機材石粒の極端な剥離」「機材石粒の極端な褪色」です。
30年の保証期間が過ぎると、定期的な点検を受け葺き替えが必要な状態にないか確認が必要です。
点検は、施工から30年~50年は5年に一度、施工から50年~60年は2年に一度必要で、施工から60年を過ぎると葺き替えが必要になる期間となります。
一般的な屋根は10年に一度塗り替えが必要と言われているところ、ディーズルーフィングは30年も補償をしてくれるなんて、メーカーさんの商品への自信が感じられますね。
ディーズルーフィングのデメリット
値段が高い
ディーズルーフィングはコロニアルやガルバリウム鋼板の屋根材よりも値段が高いです。
メリットを考えると高いのも納得できますので、デメリットと言い切れるのかは悩むところです。
施工経験のある職人が少ない
とても素晴らしい屋根材なのですが、ディーズルーフィングを提案する業者が少ないので、自然に施工経験のある職人は少なくなります。
なぜ提案する業者が少ないのかというと、それは超高耐久な為に一度施工してしまったら10年後の塗り替えの仕事をなくすような屋根材ですから、他の屋根材に比べ勧んでお客様に提案する業者は少ないのです。
施工してしばらくは石粒が落ちる
メーカーのパンフレットにも書いてある通り、施工後しばらくは石粒が落ちます。
しかし、機能に支障をきたす程は落ちませんのでご安心ください。
複雑な形状の屋根には向いていない
ディーズルーフィングは石粒が付着していますので、とても固くできています。
固いという事は、細かな加工がしにくいという事になりますので、繊細な加工が必要な複雑な形状の屋根には向いていません。
ディーズルーフィングの種類
ディーズルーフィングの種類は「ディプロマットスター」「エコグラーニ」「クラッシックスタイル」「ローマン」の4種類です。
「ディプロマットスター」「エコグラーニ」には、標準役物仕様と同質役物仕様(オプション)があり、標準役物仕様と同質役物仕様の違いは素材の違いです。
一般的にディーズルーフィング本体とディーズルーフィング本体を繋ぐ端末部材は、ガルバリウム鋼板(標準役物仕様)が使われていますので、屋根材と端末部分の一体感はありません。
しかし、屋根材と同質の役物(同質役物仕様)を取り付けることにより、屋根全体に一体感が出て、仕上がりが一般的な屋根には無い高級感を出すことができます。
ディプロマットスター
シンプルなスタイルでどんな建物にも合わせやすい形状で、人気No.1のリーズナブルな定番屋根です。
標準役物仕様と同質役物仕様があります。
エコグラーニ
注目度NO.1の平版瓦調で、暮らしの風景に調和するバランスのとれた美しいスタイルです。
標準役物仕様と同質役物仕様があります。
クラッシックスタイル
印象的な波型瓦でクラッシックな伝統的なモチーフ、長年愛され続けるデザインです。
同質役物仕様のみの設定です。
ローマン
洋瓦調の重厚さが際立つハイクオリティな仕立てで、スペイン瓦のような屋根です。
同質役物仕様のみの設定です。
より詳しくお知りになりたい方は、株式会社ディートレーディングのHPをご覧ください。
トーシンリフォームがおすすめする種類
デザインなどお好みで選んでいただいて良いと思いますが、トーシンリフォームがお客様によくお勧めする種類は「ディプロマットスター」です。
お勧めする理由
ディプロマットスターは、ディーズルーフィングの中では値段が一番安いのですが、耐久年数は他の物と同じなので、コストパフォーマンスが良い商品だと思います。
そしてトーシンリフォームでは、4種類を比べて一番雨漏りを起こしにくい屋根材だと考えます。
雨漏りを起こしにくいと考える理由は、まず4種類の中で一番立体感が少ないデザインになっているという事です。
なぜ立体感が少ないデザインが良いのかというと、立体感の少ないデザインのほうが屋根材自体が薄いので、本体と役物の間に隙間が生じにくく雨漏りのリスクを下げることができるからです。
次にディプロマットスターは、屋根材同士を一体化させるインターロッキング工法を採用しているという事です。
インターロッキングとは、かみ合わせという意味で、その名の通り屋根材同士を釘などで止めるのではなく、屋根材同士をかみ合わせることで固定します。
かみ合わせて固定されているので風にとても強く、台風などで屋根が飛ばされる心配が少なく、屋根材の方表面の本体に穴を開けることがないので、その分他の屋根材より雨漏りのリスクが少ないと言えます。
正直どの種類を使っても、防水紙がしっかり機能していれば雨漏りのリスクは大きくは変わりませんが、よりリスクを少なくと考えると立体感が少なく、インターロッキング工法を採用している「ディプロマットスター」がお勧めです。
知っておいてほしい注意点
とても素晴らしいディプロマットスターですが、選ぶにあたり知っておかなければならない事があります。
それは、インターロッキング工法を採用していますので、万が一屋根材が割れてしまった時に1枚だけの交換ができないという事です。
絶対に部分的な交換ができないという事ではありませんが、他の種類より大掛かりな工事になる事があるという事は知っていた方が良いと思います。
これはディプロマットスター以外のインターロッキング工法を採用している屋根材すべてに言えます。
施工事例
屋根材:ディプロマットスター(同質役物仕様)
カラー:エバーグリーン
ディプロマットスター屋根葺き替え工事
トーシンリフォームのこだわりポイント!
施工要領には青い丸の所にビスを打つことになっていますが、弊社では赤丸のように吊子という部材を作成しケラバ板金を引っかけるようにして止めます。
これは雨漏りのリスクをより少なくするための独自の工夫です。
棟換気システムの施工
最後に
ディーズルーフィングについて職人に話を聞くと、硬い材料なので1日作業すると腕がパンパンになるし、ハサミはすぐにダメになってしまい施工するには大変な材料だと言います。
しかし「当社の職人さんに自宅を、外壁や屋根の塗装するならどのような塗料を使用するかアンケートをとりました!」のアンケート結果では、葺き替え部門で堂々の2位に入りました。
施工は大変だけど、良い材料だというのは職人が一番わかっているのかもしれません。
そんな素晴らしい屋根材ですが、どこでどのように施工するかで仕上がりが変わってしまいますので、必ず施工経験の豊富な業者に依頼してください。
トーシンリフォームはこの度、ディーズルーフィングの認定販売店になりました。
施工実績も数多くありますので安心してお任せください。
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