社長ブログ No.46 コーキングは1液タイプが良い

トーシンリフォーム代表 田中徹正

こんにちは、雨漏り110番相模原店 トーシンリフォーム 代表の田中です。

今回のコラムは、「コーキングは1液タイプが良い」というお話をさせて頂きます。

はじめに

コーキングについて、インターネット上のあらゆるサイトで、皆様が個々にご自身の意見を述べられています。かく言う私もその一人ですが、今回は批判を承知で、持論をお伝えします。

塗装工事をする際に使用するコーキングとしては、ウレタンコーキングと変成シリコンコーキング、その2種が選択肢かと思います。

更に、各々に1液タイプと2液タイプが存在しますが、ここでは、弊社で多く使用する、変成シリコンコーキングの1液タイプと2液タイプについてお伝えさせて頂きます。

1液タイプは、多くの場合カートリッジという筒に入っており、セットすれば直ぐに使用できる手軽さがありますが、2液タイプは専用の撹拌機にてコーキング材を混ぜて、出来上がったコーキング材を専用のコーキングガンに入れてから使用しなければなりません。

この事から、1液タイプは素人さんでも扱える簡易な製品、2液タイプはプロ専用の製品、といったような間違った認識があるように思いますが、実際には「両方ともにプロが使用するに足りるだけの性能がある」とお考え下さい。

その上で、弊社がどちらを選ぶかと言いますと、圧倒的に1液のコーキング材です。

1液が良いと思う3つの理由

その1

弊社の施工実績として過去25年の期間において、1液タイプのコーキング材で製品上のトラブルが発生した事は記憶にありませんが、2液タイプのコーキング材では、何度か致命的な欠陥品を目の当たりにした事があります。

その一点だけを考えても、2液タイプのコーキング材を積極的に使用しようとは考えられません。

その2

2液タイプの変成シリコンコーキングには大きな欠点があります

目地等にコーキングを充填した場合に、外壁等の表面にはみ出してしまって、薄い膜のようになってしまう部分が、硬化せずに、いつまでもベタベタした状態になってしまう事があります。

これを「薄層未硬化」と呼びます。

はみ出した部分が乾かないって・・・製品として販売して良いの?ってレベルで致命的だと感じています。

はみ出さないように充填すれば良いという意見もあるかもしれませんが、世の中の職人たちは、全てが達人なわけではありません。

一人前の職人でも、ある程度は、製品の性能に助けられてプロとしての仕事が出来ていますので、薄層未硬化が発生するような不安定な製品を、弊社としては選択をしないという事です。

その3

1液タイプのコーキングはコーキングそのものに密着力がありますが、2液タイプのコーキングには密着力がありません。

2液タイプのコーキングの場合、密着力のあるプライマー(下塗り)を塗る事で、密着力を持たせるという性質ですので、密着力は下塗りに依存していると言いかえる事も出来ます。

100%の精度でしっかりとした施工をすれば、密着力に問題は無いのですが、万が一、1%の塗り残しがあった場合、その1%の部分は密着をしないという事になってしまいます。

1液タイプのコーキングは、コーキングそのものに密着力があります。

もちろんプライマーを塗る事も必要ですが、1%の塗り残しがあった場合でも、コーキング自体が密着してくれるので、2液タイプのコーキングよりはリスクが低いと考える事が出来ます。

最後に

先程お話した3つの理由から、弊社で使用するコーキング(特に変性シリコンコーキング)は1液タイプのみとなります。

1液よりも2液の方が安いので、コーキングの施工力が同じならば、2液のコーキングの方が利益が出ますが、利益より製品の安定性を考えて、やはり1液タイプを使用しています。

トーシンリフォーム代表 田中徹正

長文を最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

田中 徹正
田中 徹正株式会社トーシンリフォーム 代表
株式会社トーシンリフォームの代表の田中です。弊社は、塗装工事、防水工事、屋根工事を三本柱として住宅外部の改修工事をメインに行っている会社です。
小さな会社にしか出来ない、心のこもったサービスをさせて頂き、全てのお客様にご満足して頂けるよう精進いたします。

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