何社か見積もりを頼むと、「コーキング」と書いてあったり「シーリング」と書いてあったりすると思います。
建築現場では同類語として使われることが多く、会社によって呼び方が変わりますので基本的には同じものと思っていただいて結構です。
今回は「コーキング」で統一して書かせていただきます。

コーキングについて

コーキングって何？

コーキング工事とは「コーキング材」と呼ばれるペースト状の建築材料を、外壁のひび割れ、外壁材同士の隙間、窓周りや水回りの際などに注入する作業の事です。

コーキング材は、外壁材の繋ぎ目やひび割れの隙間を塞いで、水の侵入を防ぎ雨漏りや下地材の腐食を防ぎます。

また、ゴムのように弾力性のある素材でできていますので、地震などによる振動にも緩衝材の役割を果たしてくれます。

コーキング材の劣化で起こる不具合

コーキング材が劣化すると、ひび割れが生じ剥離や隙間ができてしまう場合があります。

写真のように、劣化したコーキングから雨水が侵入すると、内部の構造自体の劣化につながってしまう可能性がありますので、劣化する前にメンテナンスが必要です。

ここまで腐ってしまうと大掛かりな工事が必要です。このようにならない為にも、コーキングの施工はとても大事なポイントになるのです。

このように見積書に書かれている「コーキング」や「シーリング」という項目はとても重要な項目なので、塗料と同様しっかり材料を選ぶ必要があります。

しかし、コーキング材も種類があり、どれを選べばいいかわかりませんよね？
そこでトーシンリフォームおすすめの、超高耐久！超高耐候！の「オートンイクシード」というコーキング材をご紹介します。

オートンイクシードについて

オートンイクシードとは

「オートンイクシード」はオート化学工業株式会社から販売されているコーキング材です。

オート化学工業株式会社は、ウレタンコーキングだけを作る会社で、ウレタンコーキングに関して実績と信頼のある会社です。

そのオート化学工業株式会社が、新たに開発した特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより、これまでにない耐久性、耐候性を実現した「超寿命コーキング材」が「オートンイクシード」です。

図のように、メーカーでは30年耐久性、耐候性が保たれるとなっています。

これには、その間にメンテナンスが必要で、15年で軽補修をした場合に30年性能が保たれるということです。

なんだ15年でメンテナンスが必要なのか・・・

と思われますが、一般的な汎用シーリング材の耐候・耐久年数は8年～10年なので、30年間のメンテナンスを考える時、一般的な汎用シーリング材は３回の打ち増しや打ち替えが必要なのに対し、オートンイクシードは１度の軽補修で済むと考えられます。

３０年間にかかるコーキングのメンテナンス代と考えると、オートンイクシードはコストパフォーマンスが良いと言えると思います。

オートンイクシードのメリットとデメリット

もちろんデメリットもありますが、それ以上にメリットが上回ると考える事もできると思います。

「オートンイクシード」認定施工者

オートンイクシードには、「オートンイクシード　システム　認定施工者」という認定資格があります。

これを持っていないと施工する事ができない、というわけではありませんが、「超寿命コーキング材」と言えるのも確かな施工力があってこそなので、施工会社を選ぶポイントになると思います。

まとめ

外壁の塗替えを検討する時、どうしても塗料の種類や色ばかりを気にしてしまいますが、今回お話させていただいた「コーキング」もとても大事なポイントなので、どんな材料を使っているのかしっかりチェックしてみてください。

トーシンリフォームでは材料の事や施工の事など、どんな小さな疑問でもお答えしますので、お気軽にお問い合わせください。