雨樋もメンテナンスが必要!雨樋の重要性やメンテナンスのタイミング、おすすめ商品までご紹介

こんにちは。

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小さい会社だからこそできるサービスを提供するトーシンリフォームです。

建物のメンテナンスを考える時に、あまり重要視されない雨樋ですが、実は建物を長く綺麗に保つ為にとても重要な役割があります。

雨樋はどのようにメンテナンスすればよいのか、施工方法やタイミングなどを詳しくご説明いたします。

雨樋(あまどい・あまとい)について

雨樋とは建物の屋根に降った雨水を効率的に排水し、建物本体を保護するための重要な設備のことですので、取り付けていなかったり、壊れていたりするとさまざまな問題を引き起こす事もあります。

雨樋がないと何が起こる?

  • 外壁が汚れる:雨によって外壁に浸透した水分が湿気を引き起こし、カビやコケを繁殖させやすくなるので、雨樋のある建物より外壁が汚れやすくなり、美観を損ねます。
  • 雨漏りの原因を作る:雨樋の詰まりや破損した部分があると、雨水が室内に侵入しやすくなり、雨漏りの原因となる可能性があります。
  • ご近所トラブルになる:雨水が隣家の敷地内に流れ込んでしまったり、雨水が地面に落ちる音がご近所の迷惑になってしまう事もあります。

雨樋の種類と選び方

形状

  • 半月型:形状が半円形の雨樋です。 和風の建物によく使われます。少しレトロな印象があるかもしれません。
  • 角型:形状が四角の雨樋です。丸型に比べて排水能力が高く、大雨の際でも十洗練されたデザインで、モダンな建築に多く使われます。

素材

  • 塩ビ(塩化ビニール):最も一般的に使用される素材で、軽い汚れが付きにくく、コストパフォーマンスも良いですが、耐候性や耐久性に劣るため、定期的なメンテナンスが必要です。
  • アルミニウム・ステンレス:耐食性(腐食やサビに強い)に優れており、メンテナンスが困難です。軽量で、加工性も高いため、さまざまな形状の雨樋を作ることができますが、コストがかかるので一般的には使われません。
  • :高級感があり、経年変化による美しい緑青が特徴です。高価で、専門的な技術が必要なため、取付けには費用がかかります。お寺などで使われます。

選び方

  • 気候:降水量が多い地域では、流水量が多い角形がおすすめです。
  • 建物の形状:建物の形状やデザインに合わせて、形状や素材を選びましょう。
  • 予算:コストパフォーマンスとメンテナンス性を考えると、塩化ビニール製がおすすめです。

雨樋のメンテナンス方法

雨樋のメンテナンスには、新品の物に交換する方法と、塗装をする方法があります。

雨樋塗装

雨樋は、耐久性が高く塗装をする必要はないように出来ていますので、必ず塗装をしなければいけないものではありません。

しかし、年数が経つと新品のような綺麗さは無くなり、外壁塗装が完了した時に雨樋の古びた見た目が気になる事が多いので、弊社では外壁塗装と雨樋の塗装はセットで考えています。

雨樋交換

雨樋に割れや変形などの不具合が生じている場合には、雨樋の交換をご提案します。(場合によっては部分的に交換する事も可能です)

不具合が生じていなくても、近い将来不具合が生じる可能性が高かったり、年数がかなり経っている場合には交換をお勧めします。

雨樋の交換には足場が必要になりますので、後々のコストを考えると外壁塗装のタイミングでメンテナンスするのがお勧めしています。

雨樋交換ならパナソニックの商品がおすすめ

Panasonic シビルスケア PC50 

画像:Panasonicホームページより参照

6種類の色のうち、ミルクホワイト・しんちゃ・ブラック
雨樋にこだわりが無いのであれば、これを選んでおけば間違いなし!

この商品は、1987年に発売開始され、2004年にPC50耐候性向上仕様が発売されました。
発売されてから20年以上経過していますが、現在もとても人気のある商品です。
ホームセンターでの取り扱いがある事からメンテナンスしやすい商品!としても人気があります。

ご自身でできるメンテナンス

  • 手の届く所の掃除:落葉やゴミなどが詰まらないように、定期的に掃除しましょう。(落ち葉除けネットも効果的です)※手の届かない所や高所は安全の為に業者に依頼しましょう。
  • 点検:ひび割れや破損がないか、定期的に目視で点検をしましょう。※安全の為に地上から目視できる範囲で点検しましょう。

落ち葉除けネットについて

落ち葉除けネットとは、屋根から飛来する落ち葉やゴミが雨樋に詰まるのを防ぐために、雨樋の中に取り付ける網状のネットです。

落ち葉除けネットのメリット

  • 枯れ葉やゴミが雨樋に詰まらないようにできる
  • 設置が簡単で施工時間も短縮できる
  • 雨樋の掃除の手間や費用が省ける

落ち葉除けネットのデメリット

  • 小さな枯れ葉やゴミは防げない
  • 雨樋掃除の際に邪魔になる

落ち葉除けネットの設置方法

  1. 樋のサイズに合わせてネットを加工する
  2. 軒樋や集水器などの上に口を開けている箇所をカバーするように設置する

取り付ける箇所は高い場所なので安全の為に業者に依頼する方が良いでしょう。

まとめ

雨樋は、建物を保護するために非常に重要な役割を果たしていますので、雨樋の適切な設置とメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、快適な生活を送ることができます。

メンテナンスの方法には塗装と交換がありますが、どちらも足場が必要ですので、外壁塗装のタイミングでメンテナンスを考えるのが好ましいと思います。

雨樋を良い状態で保つ為に、ご自身で掃除などのメンテナンスをする事も出来ますが、雨樋は高い場所や手の届かない場所に設置されている事もありますので、無理はせず業者に依頼しましょう。

投稿者プロフィール

田中 美幸
田中 美幸
事務の田中美幸です。
主婦ならではの視点を生かし、塗装工事の紹介や工事中のお困りごとや悩み、素朴な疑問などを分かりやすくお伝えできるように心がけています。

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