【隠れた名コンビ】豊富なデザインパターンの「ジョリパット」&高機能下塗り材「アンダーサーフDS」

こんにちは。

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今回は、長年にわたって人気のある、ジョリパット系外壁の塗り替えについて詳しくご説明したいと思います。

ジョリパット系の塗材について

ジョリパットとは、一般的に土壁調や砂壁調に仕上げられている塗材のことを指すことが多いと思われます。
しかし、壁面仕上げ用の塗材には、いろいろな種類があります。

代表的な塗材には下記のようなものがあります。

・ジョリパット(アイカ工業株式会社)

・べルアート(エスケー化研株式会社)

・グラナダ(菊水化学工業株式会社)

どれも塗料に砂状の骨材などを混ぜて作られていて、ザラザラとして粘度のある塗材です。

人気の理由

左官職人や塗装職人が現場で、吹き付け、コテ、ヘラ、刷毛、ローラーなどで様々な模様に仕上げるため、職人によって個性がでるアートな外壁です。

そして、耐久性が高い事も人気の理由です。

そんなおしゃれで安全な塗材ですが、綺麗に維持するためには定期的な塗装メンテナンスが必須になります。

定期的なメンテナンスが必要な理由

ジョリパット系の塗材は、水を吸い込みやすいので、紫外線などを受けて表面の塗膜が劣化すると水を吸い込み、汚れが付きやすくなったりひび割れが起こったりします。

その為に塗膜が劣化する前にメンテナンスをしなければいけません。

そして表面がザラザラしているため、汚れやすく、特に白色などの明るい色は汚れが目立ちやすいので、いつまでも綺麗に保ちたい方は8~10年に一度を目安に定期的なメンテナンスが必要です。

ジョリパット系の外壁塗装について

艶ありが塗れないと言われる理由

多くの場合、艶ありは塗れません!と言われると思いますが、それは艶ありより艶なしの方が通気性が良いからです。

通気性がどうして大事かというと、ジョリパット系の塗材は水を吸い込みやすいので、塗り替えをする時に水分を含んでいる可能性があり、水分は外に逃げようとしますので、塗膜の通気性が低いと膨れてしまう可能性があるのです。

あくまでも可能性が高いというお話なので、艶ありが塗れないわけではありません。

トーシンリフォームがお勧めする下塗り材のご紹介

ジョリパット系の外壁塗装をする場合、下塗りにはシーラーが使われます。

シーラーは、粘度が弱く水のようにシャバシャバしていて、塗材に染み込みやすいので表面の通気性が良いというメリットがあります。

先程ご紹介した通り、ジョリパット系の塗材は通気性が大事ですので、ジョリパット系の下塗りにはシーラーが適していると言えます。

一般的にフィーラーは、

・吸い込みが弱く通気性能が良くない

・表面に塗膜を作ってしまい通気性が良くない

という理由から使用されませんが、ここでご紹介するアンダーサーフDSというフィーラーは、一般的なフィーラーとは違います。

高機能下塗り材「アンダーサーフDS」

アンダーサーフDSは、エスケー化研(株)から販売されています。

特徴 エスケー化研(株)HPより抜粋
[ ]:補足

  1. 自然な仕上げ
    スタッコや意匠仕上など厚膜型弾性塗材の塗り替えで、既存のパターンを活かす仕上げを実現しました。
    [外壁の模様を消さずに活かせます]
  2. 優れたサーフェーサー機能
    旧塗膜表面に発生したひび割れやピンホールなどを補強し、優れたサーフェーサー機能を発揮します 。
    [ひび割れや穴を補修してなめらかにします]
  3. 優れた付着性
    架橋技術を用いた強靭な塗膜は、旧塗膜に対して優れた付着性を示します。
    [古い塗膜ともしっかりくっつきます]
  4. 優れた作業性
    水性のため安全で、臭気が気にならず、良好なローラー作業を示します。
    [水性なので、においも少なく安全性が高いです]
  5. 優れた透湿性
    有機系サーフェーサーをはじめ、汎用の下塗材(シーラー)と比較して高い水蒸気透過性を示しますので、塗膜の膨れを抑制します。
    [湿気をしっかり逃がすのでジョリパットとの相性も良いです]

エスケー化研(株)のホームページにアンダーサーフDSの特徴が、上記のように記されていますが、ここに書かれている特徴の

2.旧塗膜表面に発生したひび割れやピンホールなどを補強し、優れたサーフェーサー機能(凹凸を埋めてなめらかにする機能)を発揮する

5.有機系サーフェーサーをはじめ、汎用の下塗材(シーラー)と比較して高い水蒸気透過性を示しますので、塗膜の膨れを抑制する

という部分が、一般的なフィーラーには無いすばらしい特徴です。

外壁塗り替えでリフォームをする時、少なくとも新築から比べるとある程度の劣化や傷みがあると思いますが、その少しの劣化や傷みを修復する事は、長くお住まいになるには必要な場合があります。

アンダーサーフDSは、フィーラーの下地補修能力とシーラーの通気性を兼ね備えていますので、ジョリパット系の塗り替えにおいて、とても適している下塗り材だと言えます。

▼3種類を比較した表

アンダーサーフDSシーラーフィーラー
粘度中間低い高い
通気性良い良い悪い
効果ひび割れなどの補修密着性を高めるひび割れなどの補修

実際にアンダーサーフDSを提案する業者は少ない

このように素晴らしい、エスケー化研(株)のアンダーサーフDSですが、実際にご提案できる業者は少ないと思います。

それは単純に、アンダーサーフDSはあまり知られていないからです。

塗料販売店に問い合わせて聞いてみましたが、アンダーサーフDSを発注する業者は少なく、そもそも存在を知らない業者が多いとの事でした。

最後に

いかがだったでしょうか?

ジョリパット系の塗材は、定期的なメンテナンスが必要です。

そして塗り替えをする時には、下地の状態をしっかり確認し、適切な塗料を選択できる業者を選ぶ事が大切です。

定期的なメンテナンスで、いつまでも綺麗でおしゃれな住まいづくりを行ってください。

ジョリパット系のリフォームは、ぜひトーシンリフォームにご相談下さい。

投稿者プロフィール

田中 美幸
田中 美幸
事務の田中美幸です。
主婦ならではの視点を生かし、塗装工事の紹介や工事中のお困りごとや悩み、素朴な疑問などを分かりやすくお伝えできるように心がけています。

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