社長ブログ NO、16
塗装工事の前段階のお見積もりについて
社長ブログ
こんにちは、雨漏り110番相模原店 トーシンリフォーム 代表の田中です。
今回のコラムは「塗装工事の前段階のお見積もりについて」考察をしていきたいと思います。
お見積りで重視すべき点
見積もりと聞くと「金額がいくらなのかを出す作業」というように考えられがちですが、金額よりも重要視すべき「工事の内容を決める作業」と考えるべきかと思います。
何年くらいもたせたい?
まず工事の内容を決める為には、何年くらい長持ちさせたいのか?を考える必要があると思います。
築40年のお宅で、あと10年持てばよい家なのか?
築20年のお宅で、あと30年は住み続ける予定なのか?
築20年のお宅だが、ローンが終わったら建て替えを検討している?
お住まいの方によって、様々な人生計画や考えがあると思いますので、考慮する必要があります。
家を長持ちさせるには何が必要?
次にご希望された位まで、家を長持ちさせるためには、何が必要かを考えます。
築40年の家なので、あと10年で良いならば、高価な塗料は必要ないですし、場合によっては本当に塗装が必要なのかを考える必要もあります。
築20年の家に、あと30年住み続けるならば、屋根は塗装ではなくカバー工法が良いのではないか?それに合わせて、外壁も高耐久なものを選択しよう。という考えも出てきます。
築20年の家で15年後くらいに建て替えを検討しているケースであれば、とりあえず、外壁と屋根の塗装を行っておいて、次の塗り替えの時期が来たときに、建て替えをするのか、再度、塗装等のメンテナンスをするのかを考えるという計画にしよう、と考えられるかもしれません。
このように、家に合わせて工事の内容を考えるという事と、今後の人生計画によって工事の内容を考えるという事も非常に重要です。
営業マンとしての技術的なお話
ここからは少し、技術的なお話です。
一口に「もたせる」と言っても、ただ塗ればよい訳ではありません。
建物の悪い部分を直して、適切な塗料を、適切な塗り方で塗る。
これって、当たり前の様ですが、簡単ではありません。
今回のコラムのテーマは「見積り」ですので、営業マンの視点からお伝えしますが、
見積もりの段階で、「建物の悪い部分」を発見できる診断力が必要となります。
発見できなければ、見積もりに計上されませんので直すことが出来ません。
よくお客様から聞く話で「前に塗装してもらった親方は真面目で腕の良い職人でした」というのがあります。
残念なことに、真面目で腕の良い職人でも、正しい知識がない為に不適切な塗装をしてしまい、家を傷めてしまっているという事例を多くみてきました。
この職人さんに、正しい知識を伝えることのできる、営業担当がついていたら、正しい知識に基づいた仕事を、真面目で腕の良い職人が行う訳ですから、とても良い仕事になったと考えられます。
このように、正しい知識と言うものは、塗装をする技術以上に必要とされる事もあります。
まとめ
営業担当者がお見積もりをする際、家の築年数とお客様の将来計画を理解すること。
建物に内在する不具合を発見し、その上で、適切な下地処理と、適切な塗料を適切な塗り方で塗る、というお見積書を作ることがとても重要です。
それが出来なければ、正しい仕事が行われないという事になります。
長文を最後までお読みいただきありがとうございました。
投稿者プロフィール
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株式会社トーシンリフォームの代表の田中です。弊社は、塗装工事、防水工事、屋根工事を三本柱として住宅外部の改修工事をメインに行っている会社です。
小さな会社にしか出来ない、心のこもったサービスをさせて頂き、全てのお客様にご満足して頂けるよう精進いたします。
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