社長ブログ NO.31 塗装工事の際のコーキングの色について(クリヤー塗装編)

トーシンリフォーム代表 田中徹正

こんにちは、雨漏り110番相模原店 トーシンリフォーム 代表の田中です。

今回のコラムは、塗装工事の際のコーキングの色について考察をしていきたいと思います。

外壁にクリヤー塗装をする場合は、コーキングの色がそのまま仕上がりの色となります。

なるべく仕上がりの雰囲気を損なわない様に、壁の色に近いコーキングの色を選択する必要がありますが、この作業は非常に難しく、お施主様が選ぶというよりは、業者に任せるといったパターンが多いかと思います。

↑こちらの外壁の目地コーキングの色はいかがでしょうか?

外壁よりも、濃い色過ぎてしまって、一体感がないように見えます。

↑こちらの色は、やや薄くて、縦に線を引いたように見えてしまっています。

このように、目地コーキングの色選びは非常に難しい作業なのです。

目地のコーキングの色を選択する場合ですが、そもそも論として、コーキングの色が多くの色から選択できるコーキングを選定する必要があります。

 

一例をあげますと、上記のオートンイクシードや、シャーピーヘンセイシリコーンNB-LM、などがあります。

では、次に、色がバッチリ合っている例をご覧ください。

↑このコーキングの色は、新築時に使用されたコーキングと同じ色なので、当たり前かもしれませんが、ほとんど違和感がありませんね。

↑遠くから見るとこうなります。 

※この写真は弊社の塗装工事前ですので、目地コーキングは新築時の色となります。

上記の仕上げ、つまり、新築時と同じでも、全く問題はありませんが、トーシンリフォームでは、なるべく目地を目立たせたくないと考えていますので、毎回毎回、もの凄く熟慮をしてコーキングの色を決定します。

↑この色が、こちらの物件で選択したコーキングの色です。

新築時は、サイディングの凹んでいる部分に色を合わせていましたが、今回の塗り替え工事の際には、サイディングの出っ張っている部分に色を合わせました。

↑遠くから見るとこうなります。

 赤丸部分が施工前で、青丸部分が施工後です。

 遠目には、ほとんど目地の存在を確認することが出来ません。

 一点、ご注意をして頂きたいのは、全ての物件で、出っ張り部分に合わせれば良い結果が出るわけではありません。 

そのサイディングの色や形状により、コーキングの色は慎重に検討する必要がありますので、そのあたりの感覚の鋭い業者さんでの塗装工事をお薦めします。

コーキングの色は、どんな色を使っても、防水能力は同じです。

でも、どうせ塗るなら、見た目を格好よくしたいと考えています。

塗装工事をされる際には、コーキングの色に対しても拘ってみる事をお勧めします。

着色塗装編も合わせてご覧ください。

トーシンリフォーム代表 田中徹正

長文を最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

田中 徹正
田中 徹正株式会社トーシンリフォーム 代表
株式会社トーシンリフォームの代表の田中です。弊社は、塗装工事、防水工事、屋根工事を三本柱として住宅外部の改修工事をメインに行っている会社です。
小さな会社にしか出来ない、心のこもったサービスをさせて頂き、全てのお客様にご満足して頂けるよう精進いたします。

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