待って!詐欺かもしれない!屋根の修理詐欺に、ご注意ください。~被害の実例と断り方~

こんにちは、トーシンリフォームです。

以前にも注意喚起させていただきました「屋根の修理詐欺」ですが、最近ご相談が増えましたのでお話させていただきます。

国民生活センターによると、屋根の訪問販売、点検に関する国民生活センターへの相談件数は過去5年で最多、今年度は8月末まででも昨年同時期の1.5倍にもなるそうです。

これは全国的に広まっている点検商法で、業務停止命令を受けている業者があったり、逮捕者まで出ています。

こんな手口で詐欺を行っているようです

お客様からのご相談内容はすべて似た内容で、作業着を着た若い男性が訪問してきて

男性作業員の表情のイラスト「驚いた顔」
ケース1

「近所で工事をしている者ですが、足場からお宅の屋根が割れているのが見えて、親方に知らせて来いと言われて来ました」

男性作業員の表情のイラスト「驚いた顔」
ケース2

「お宅の屋根の板金浮いちゃってるよ!早く直さないと大変なことになるから!」

などと語り、無料で点検してあげます!と言って屋根に上ろうとするそうです。

実際に私の自宅に作業着を着た男性が訪問してきたことがあり、同じように「近所で工事をしているのですが・・・」と言っていましたが、リフォーム関係の仕事をしている事を伝えると逃げるように帰っていきました。

この時ご近所で足場の架かっているお宅は一軒もありませんでしたし、自宅の屋根が割れていたり浮いていることもありませんでした。

ここで要注意!!

絶対に屋根に上らせないで!

無料で点検してくれるからと言って、絶対に屋根に上らせないようにしてください!屋根に上って、故意に屋根を割ってしまう悪質な業者がいます。

実際に割られてしまったお客様の記事も合わせてお読みください

その他にも、屋根の部材が壊れていましたなどと、ぜんぜん関係ない部材を証拠として提出してきたりする事例もあります。

このようにお客様の不安を煽り、必要のない工事をさせる悪い業者がいて、気づかないうちに被害にあっている方も多くいるのが事実です。

詐欺に遭わないための対策と断り方は?

トーシンリフォーム代表 田中徹正

もしもこのような業者が訪ねてきたら、まずは会社名と名前を聞きましょう。(名刺をもらうのも良い)

そして「主人と相談します」「息子と相談します」などと言い、帰ってもらいましょう。

先程もお伝えしましたが、決して屋根に上らせないでください。

もしも 悪徳業者の場合、国民生活センターなどに被害が報告されているケースがあるので、不安な場合は問い合わせてみましょう。

もう契約してしまった場合は?

トーシンリフォーム代表 田中徹正

もしも契約をしてしまった後でも、クーリングオフできる場合があります。

業者にクーリングオフを申し出ると、「これはクーリングオフの対象ではありません」と虚偽の説明をされる事例もあります。

まずは国民生活センターに問い合わせをして、本当にクーリングオフできないのか、悪徳業者として被害が報告されていないか確認してみましょう。

トーシンリフォームでは、月に約5件のご相談をいただいていますので、神奈川県内で考えると恐ろしい件数になるのではないでしょうか?

被害に遭わない為に、ご近所様やお友達と情報を共有し、どうかご注意ください。

投稿者プロフィール

田中 美幸
田中 美幸
事務の田中美幸です。
主婦ならではの視点を生かし、塗装工事の紹介や工事中のお困りごとや悩み、素朴な疑問などを分かりやすくお伝えできるように心がけています。

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