社長ブログ No,32 屋根の通気工法を紹介
こんにちは、雨漏り110番相模原店 トーシンリフォーム 代表の田中です。
今回のコラムは、屋根の通気工法を紹介させていただきます。
通常の屋根工事は、葺き替えならば古い屋根を剥がして、カバー工法ならば、既存の屋根に重ねるように屋根材を葺いていきます。
勿論、通常の屋根工事で何の問題もないのですが、一般的な戸建ての屋根で、25~50万円ほどの追加料金で、屋根を通気構造にすることができます。
通気工法にするメリットは、圧倒的に涼しくなる事です。
昨今の夏は、異常なほどの暑さですが、通気工法で施工されたお宅の2階はびっくりするほど涼しくて、施工されたお客様は感動されていました。
通気工法の施工事例
手順は以下のイメージです。
こちらが施工前で、よくあるスレート葺きの屋根です。
こちらがスレートを剥がした状態です。
アスファルトルーフィングを張ってから、断熱塗装ガイナを塗布します。
ガイナ塗布後に、通気層を作る為の、木材を縦方向に取り付けます。
その上にベニヤ板を貼って、もう1枚、防水紙を貼ります。
この防水紙は、ゴムアスルーフィング等の耐久性の高いものが良いと思います。
屋根を葺き終えたら完成です。
通気工法でこんなことが期待できます。
断熱効果が期待できる
弊社では1枚目の防水紙にガイナを塗布するという施工も行っています。
ガイナは高い断熱性能をもつ塗料ですので、ガイナの断熱効果で夏を涼しくすることが期待できます。
また、ガイナの上に通気層(空気の層)がある事で、ガイナの断熱効果が、より発揮しやすい状態になります。
非常に雨漏りに強い家になる
前述の通り、防水紙を2枚張っています。
万一、防水紙が破れて、雨水が浸透してしまったとしても、もう一枚の防水紙がある事で雨漏りを防いでくれる事が期待できます。
通気構造のため、広い空間がありますので、浸入した雨水は、滞留することなく、下に流れて行って、雨樋の中に流れるという事です。
屋根の通気工法は、夏を涼しくすることが期待できるとともに、雨漏りにも強くなるという一石二鳥のよくできた工事かと思います。
デメリットは、費用が高くなってしまう事です。
㎡あたり4000円~5000円という単価でご提案させて頂いております。
屋根工事を行う際には、通気工法もご検討なさってはいかがでしょうか?
長文を最後までお読みいただきありがとうございました。
投稿者プロフィール
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株式会社トーシンリフォームの代表の田中です。弊社は、塗装工事、防水工事、屋根工事を三本柱として住宅外部の改修工事をメインに行っている会社です。
小さな会社にしか出来ない、心のこもったサービスをさせて頂き、全てのお客様にご満足して頂けるよう精進いたします。
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