社長ブログ No.25 塗装工事の際のコーキングの色について(着色塗装編)
こんにちは、雨漏り110番相模原店 トーシンリフォーム 代表の田中です。
今回のコラムは、塗装工事の際のコーキングの色について考察をしていきたいと思います。
弊社のコーキング施工方法
前提としてですが、弊社はサイディング外壁の塗装をする際に、コーキングの打ち替えしてから塗装を致します。
これを、コーキングの先打ち工法と言い、コーキングの上に塗装をする事になるので、コーキング塗装膜で保護される事になり、コーキングが長持ちします。
しかし、コーキングよりも塗装膜の方が硬いので、コーキングの柔軟な動きに耐えられず、塗装膜がひび割れてしまう事があります。
塗装膜のひび割れのリスクを考慮しても、コーキング材そのものの耐久性を上げることに意味があると判断し、弊社は、コーキング先打ち工法を採用しています。
コーキングのひび割れと色
コーキング先打ち工法の場合は、コーキングの上に塗装をするわけですから、コーキングの色は何でもよいと考える業者さんが多いように思います。
深く考えずに、問屋さんに在庫している、白やグレーといった一般的なコーキングを使用されているのではないでしょうか。
ここで、2枚の画像をご覧ください。
白いコーキングを使用して外壁を赤く塗装しているお宅と、グレーに塗装をしているお宅ですが、塗装膜がひび割れており、白いコーキングが見えて、美観を損なっています。
防水上の観点から考えると、白いコーキングが雨水を止める役割を果たしていますので、機能的には問題は無いかもしれません。
しかし、外観を美しくする事も塗装工事の役割ですので、これでは残念な仕事と言わざるを得ません。
コーキングの色と種類
トーシンリフォームでは、外壁の仕上げ色に合わせてコーキングの色を選択することを基本としています。
こちらのツートンカラーのお宅は弊社施工の物件ですが、2Fの明るい色、1Fの暗めの色、別のコーキングを使用しています。
付帯部分は黒で塗装をしましたが、コーキングも黒を選択しています。
このように塗装色とコーキングの色を合わせることで、万一、塗装膜が割れてしまったとしても、美観を損なう事がないという配慮がされているという事です。
主に使用するコーキングは、色数の多い、「オートンイクシード」や「シャーピーヘンセイシリコーンNB-LM」等となります。
数年後の美観も考える施工
今回お話した内容は、塗装工事が完了してから数年後の美観も考える施工です。
塗装工事は、工事が完了したら終わりではなく、工事完了後に長く使うものと考えなければなりませんので、トーシンリフォームとしては、ごく当たり前の配慮と考えています。
塗装工事をされる際には、コーキングの色に対しても拘ってみる事をお勧めします。
クリヤー塗装編も合わせてご覧ください。
長文を最後までお読みいただきありがとうございました。
投稿者プロフィール
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株式会社トーシンリフォームの代表の田中です。弊社は、塗装工事、防水工事、屋根工事を三本柱として住宅外部の改修工事をメインに行っている会社です。
小さな会社にしか出来ない、心のこもったサービスをさせて頂き、全てのお客様にご満足して頂けるよう精進いたします。
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