社長ブログNO.4 「工事の価格について」

トーシンリフォーム代表 田中徹正

こんにちは、雨漏り110番相模原店 トーシンリフォーム 代表の田中です。

今回のブログは、塗装工事の費用についてお話をさせていただきます。

※後半に弊社の利益率の暴露話があります。

塗装工事を考える上で、切り離せないのが費用の問題だと思います。

お客様側から見ればなるべく安くしたいでしょうし、施工店側からすればなるべく高い金額で工事を受注したいというのが本音かと思います。

塗装工事には明確な定価が無い為、手元に高い業者の見積りと、適正価格の業者の見積りと、

安い業者の見積りがあった場合に、安かろう悪かろうが頭をよぎったとしても、安い業者に流されてしまう等という事があるのではないでしょうか?

トーシンリフォームの価格帯をお伝えしようと思います。

あくまでもイメージとしてですが、トーシンリフォームは、ハウスメーカーよりも3割ほど安く、

一般的な塗装店よりも1割ほど高く、常識はずれの激安塗装店よりは5割高い、という感じの印象です。

ハウスメーカーの塗装工事は、メーカー様の取る利益が多くて、下請けに安い金額で施工をさせる傾向にあります。

しかし、しっかりと管理をされているので、考えられないような手抜き工事は少ないかもしれません。

金額は高いですが安心感はあるのではないでしょうか。

常識外れの激安店は、塗装工事を終わらせてお金をもらう、ここがゴールだと考えている業者だと思います。

手抜き工事なども行われているかもしれません。

極端に安い金額で、真っ当な工事が出来るはずがありませんから、選択肢から外した方が良いかと思います。

一般的な塗装店と、それよりも1割高いトーシンリフォームとの差はどこにあるかというと、仕事の品質であると断言します。

トーシンリフォームの塗装は、全くもって一般的ではありません。

塗料を塗る事を目的にしているのではなく、家を長持ちさせる事を目的としているので、使う塗料の量と、手間暇のかけ方が全く違います。

ここで一つ暴露話を致します。

塗装工事を行う業者は物凄く儲かると言われています。

物凄く儲かるので、塗装工事の専門では無い業者が多く参入しており、素人同然の業者が工事の品質を下げてしまっており、社会問題にもなりつつあります。

多くの一般的な塗装工事店が目標とする粗利率は40%~50%と言われています。

請負金額が100万円、人件費と材料費の合計が60万円、残った金額が40万円、

この場合に、粗利益率40%という事になります。

一般客様から見ると、40%も利益を取るのか!?と驚かれるかもしれませんが、ごく普通の利益率です。

これが、ハウスメーカーになれば粗利益率は70%~80%くらいだと言われています。

粗利益の中から、営業スタッフの給料や、会社の運営費用が賄われるという事になります。

ここでスーパー暴露話ですが、トーシンリフォームの粗利益率は20%ちょっとです。請負金額の80%近くは現場に残している事になりますので、かなり低い水準だと言えます。

この辺りから、トーシンリフォームは、塗料を豊富に使って、多くの職人の手によって、手間暇を惜しまない作業がされていると想像して頂ければ幸いです。

因みに、採算を考えずに手間暇をかけすぎてしまって、粗利益率が15%近くまで下がった期間が数年ありまして、あれは倒産の危機でした。

会社が倒産しては、施工した物件への責任が負えませんので、倒産しない程度に会社の利益を確保する事も重要だという事ですね。

トーシンリフォーム代表 田中徹正

今回は費用面からの業者選びについてお話をさせて頂きました。

業者選びに正解はありません。正確に言うと正解は沢山ありますので、このコラムを、お客様に考えにあった業者選びの参考にして頂ければと思います。

長文を最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

田中 徹正
田中 徹正株式会社トーシンリフォーム 代表
株式会社トーシンリフォームの代表の田中です。弊社は、塗装工事、防水工事、屋根工事を三本柱として住宅外部の改修工事をメインに行っている会社です。
小さな会社にしか出来ない、心のこもったサービスをさせて頂き、全てのお客様にご満足して頂けるよう精進いたします。

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