社長ブログNO.5「屋根工事の際にお薦めしたい、少し特殊な防水紙、ガイナルーフ」
社長コラム
こんにちは、雨漏り110番相模原店 トーシンリフォーム 代表の田中です。
今回のブログは、屋根工事の際にお薦めしたい、少し特殊な防水紙、ガイナルーフについてお話をさせて頂きます。
防水紙ってなーに?
まず、防水紙とは何なのかをご説明いたしますと、読んで字のごとく、防水の為の紙です。
屋根に防水性能を付与させるための紙とお考えください。
「紙」と表現しますが、実際には紙ではなく、アスファルトなどの樹脂をしみ込ませたシート状の製品の事を指します。
弊社では、田島ルーフィング社製の、PカラーEXプラス、ライナールーフィング、タディスセルフ、等の製品を良く扱います。
お薦めのガイナルーフってどんな特徴があるの?
ガイナルーフは防水紙に断熱塗料ガイナを塗布された商品です。
日進産業から販売されている純正の製品です。
より詳しく知りたい方はリンク先の日進産業のHPをご覧ください。
ガイナルーフの特徴は、とにかく夏が涼しいという事です。
断熱塗料ガイナの特性により、真夏の日中でも温度が上がりにくくなっています。
まず、こちらの2枚の写真をご覧ください。
これは、ガイナルーフ(白色)を張った屋根の上に、一般的な防水紙(黒)を置いた写真です。
サーモグラーフィーカメラで撮影した所、ガイナルーフの部分は温度の低い青色の見えて、通常の防水紙の部分は、温度の高い黄色に見えます。
実測で20度以上の温度差がありました。
ガイナルーフは本当に効果があるの?
ガイナルーフの効果は間違いなくありますが、数値だけでは信じられないかもしれませんので私の実体験を紹介します。
こちらはガイナルーフを張った屋根の上で寝っ転がっている写真です。
最高気温が35度という日の午後2時に撮影をしたものです。
真夏の屋根の上は、真夏の砂浜と同じくらい熱いと言われています。
通常の防水紙であれば、靴で歩いていても足の裏が厚くなってくるのですが、ガイナルーフならば靴下で歩けてしまいます。
ガイナルーフ温度が上がらないという事は、室内の温度も上がりにくいという事になりますので、夏場の室内が涼しくなるという事です。
ガイナルーフの防水性能は大丈夫?
ガイナルーフは、株式会社チャンピオンのチャンピオンルーフィングに、ガイナを塗布したものを、日進産業よりガイナルーフとして販売されたものです。
つまり、防水性能はチャンピンルーフィングの性能そのままですので、安心できる製品です。
ガイナルーフは高いんでしょ?
はい、ガイナルーフは通常の防水紙よりも高いです。
60平米くらいの屋根だと、通常の防水紙に比べて10万円~15万円ほど高くなってしまいます。
しかし、夏が涼しいのは毎年の事ですので、選んで後悔はしないと思います。
裏ワザとして、通常の防水紙をガイナルーフ風の防水紙にする事も出来ます。
通常の防水紙の上にガイナを塗装してしまえば、なんちゃってガイナルーフの完成です。
ガイナは他の現場で余ったものを使用しますので塗料代は無料です。
必要な費用は塗装に掛かる手間賃だけですので、2~3万円程度の費用でガイナルーフと同等の効果が得られます。
少し費用は掛かりますが、屋根工事をお考えの際には、ガイナルーフをお勧めします。
長文を最後までお読みいただきありがとうございました。
投稿者プロフィール
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株式会社トーシンリフォームの代表の田中です。弊社は、塗装工事、防水工事、屋根工事を三本柱として住宅外部の改修工事をメインに行っている会社です。
小さな会社にしか出来ない、心のこもったサービスをさせて頂き、全てのお客様にご満足して頂けるよう精進いたします。
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