社長ブログNO.11 「自社で実施する塗膜暴露試験について」

社長コラム

トーシンリフォーム代表 田中徹正

こんにちは、雨漏り110番相模原店 トーシンリフォーム 代表の田中です。

今回のブログは、自社で実施する塗膜暴露試験について、お話をさせて頂きます。

塗料選びは難しい

お客様より塗装工事のお見積りのご依頼を頂き、その家に合わせた塗料を選択するというのはとても難しく、責任のある事だと考えています。

一般の方には、どの塗料が良い塗料で、どの塗料が自分の家に適しているのかを見極める事は困難だと思います。

塗料メーカーは50社以上あり、各メーカーから何十種類、大手メーカーならば何百種類もの塗料が販売されていますので、市場には何千種類もの塗料が流通している事になります。

では、沢山ある塗料の中から、どの塗料を選択するかというと、やはり実績のある塗料を選択する事になります。

しかし、実績のある塗料ばかりを使用していると、新しい塗料を使用する事が出来なくなってしまい、時代遅れの塗料ばかりを使用する事になってしまうかもしれません。

新しい塗料を使っても大丈夫?

メーカーのカタログや、営業マンの口上だけを聞いて、不用意に新しい塗料を使用するのは不安があります。

弊社では、新しい塗料を使用する際には、自社で暴露試験を実施しています。

この、暴露板は屋外に1年間放置したものです。

インターネット上では塗料名を記載する事は出来ませんが、一般的に汚れやすいと言われている塗料が汚れにくかったり、汚れ防止のコーティングを施したが為に汚れが酷くなってしまっていたり、汚れにくい事で有名な塗料が意外と汚れが付きやすかったりと、驚くべき事実が発覚したりします。

カタログに書いてある情報だけを鵜呑みにして、お客様に塗料の提案をする事が、いかに不誠実であるかという事が、理解できる実験結果だと思います。

全ての塗料の暴露検査をしているの?

いいえ、全ての塗料の暴露検査はしていません。

使用したことのない塗料でも、信頼のおける同業者間で情報は共有していますので、暴露試験をせずに使用する事もあります。

トーシンリフォームは塗料選びに関しては、かなり慎重に選んでいるという自負があります。

しかし、上には上があると言いますか、神奈川県に2人、東京都に1人、埼玉県に1人、千葉県に1人、塗料博士のような大先輩がおり、友人付き合いをさせて頂いています。

「トーシンリフォームの第二の脳みそ」が5人いますので、悩んだ時には相談をする事が出来ます。

信頼できる同業者同士、お互いに情報を共有する事で、より間違いのない塗料選びが実現しているというわけです。

また、別のコラムにて、塗料メーカーの暴露試験場視察について書いています。

詳しくは「社長コラム沖縄県の塗膜暴露試験場の視察を行った時」をご覧ください。

長文を最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

田中 徹正
田中 徹正株式会社トーシンリフォーム 代表
株式会社トーシンリフォームの代表の田中です。弊社は、塗装工事、防水工事、屋根工事を三本柱として住宅外部の改修工事をメインに行っている会社です。
小さな会社にしか出来ない、心のこもったサービスをさせて頂き、全てのお客様にご満足して頂けるよう精進いたします。

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