日本ウエザリングテストセンター　宮古島暴露試験場

最初に訪問したのは、日本ウエザリングテストセンター宮古島暴露試験場です。

一般にも公開されている暴露試験場です。

実際に建物を建設し、実際の状況に近い形での暴露検査が行われていました。

ここでは、暴露風景は見られたものの、塗料の商品名などは明記されていませんでしたので、雰囲気だけを味わったという印象でしょうか。

有償ですが、暴露試験を依頼する事も出来ますので、塗料メーカーが調べたい塗料がある場合に利用をしているようです。

日本ペイント暴露試験場　宮古島ウェザリングセンター

次に訪問したのが、日本ペイント暴露試験場　宮古島ウェザリングセンターです。

最大手の塗料メーカーである、日本ペイントの暴露試験場です。

こちらは、一般公開をされているわけではありません。

普通、一般の塗装店が立ち入れる場所でもないのですが、口外出来ない内緒ルートのご縁を頂き視察が叶いました。

流石は天下の日本ペイントという様な、大規模な暴露試験場でした。

日本ペイントの塗料だけではなく、広く他社の塗料も暴露検査されており、見比べる事が出来ました。

当然ですが、日本ペイントの塗料の比較が多く、非常に見ごたえがありました。

日本ペイントの技術力の高さ、真摯な開発姿勢が見える素晴らしい暴露試験場でした。

面白い所では、自動販売機を一つ丸ごと暴露されていたりもしましたが、さすがに写真撮影はＮＧでした・・・汗

水谷ペイント　西表暴露試験場

最後に訪問したのが、水谷ペイント西表暴露試験場です。

今回の視察で、最も強烈な情報を見る事が出来ました。

こちらも、一般公開されていませんので、内緒の人脈にて視察が叶ったという事になります。

持つべきものは友ですね。

こちらは水谷ペイント試験場ですので、水谷ペイントの塗料も多く暴露されていましたが、他社の塗料も非常に多く比較するように暴露されていました。

情報を公開するわけにはいかないのですが、某メーカーのあの塗料は全然ダメだとか、あの価格の高いマイナー塗料は物凄く性能が良いぞ、とか、新たな発見の連続でした。

この試験場の暴露試験の様子を見て、使う事をやめた塗料もありますので、塗料の選択に大きな影響を与えています。

再確認を出来たのは、水性の屋根の塗料に関しては、水谷ペイントが頭一つ抜けているという事です。

本当に素晴らしい体験でした。

この経験を、今後の塗料選択に活かして参りたいと思います。