社長ブログNO.6 「アスファルトシングル塗装時に縁切りの必要があるか」

トーシンリフォーム代表 田中徹正

こんにちは、雨漏り110番相模原店 トーシンリフォーム 代表の田中です。

今回のブログは、アスファルトシングル塗装時に縁切りの必要があるかについて、お話をさせて頂きます。

【過去記事】「アスファルトシングルは塗る必要はあるか」についてはこちら

そもそも縁切りってなーに?

アスファルトシングルを塗装するとなった場合に、我々、塗装店を大いに悩ませるのが、縁切りが必要なのかどうか?です。

そもそも縁切りというのは、平板スレート屋根の塗装をした際に、元来あるべき隙間を塗料で埋めてしまい、水はけを悪くしてしまう事を防ぐための施工方法です。

この画像の様に、塗装完了後に、へら状の道具を差し込んで、スレートとスレートに隙間をあける工法や、

この画像のように、屋根塗装の上塗り前に、タスペーサーという専用の縁切り部材を挿入する方法が一般的です。

上記の2つの工法は、共に平板スレートの塗装時に採用する工法です。

「縁切り」「タスペーサー工法」については下記の記事も合わせてご覧ください。

アスファルトシングルの縁切りは必要ないって本当?

これは大きな誤解です。

アスファルトシングル屋根の塗装には縁切りが必要です。

「アスファルトシングル屋根の塗装に縁切りは不要」とする意見や、「スレート屋根と同じように縁切りをするべき」といった説、さらには「勾配の緩い屋根では縁切りが必要」といった様々な情報が広まっています。

このように混乱が生じている理由はいくつかあります。

  • 塗料メーカーごとに見解が異なること
  • メーカーの主張が途中で変わったことがあること
  • 屋根材メーカーの見解も一定ではなかったこと
  • インターネット上で不確かな情報が拡散されたこと

例えば、過去には某大手塗料メーカーの施工マニュアルに「スレート屋根と同じようにスクレーパーを使って縁切りをする」と書かれていた時期がありました。しかし、これは誤った情報であり、その当時は正しい知識をお客様に伝えるのが大変でした。

現在では、メーカーの公式情報も修正され、アスファルトシングル屋根の塗装には適切な縁切りが必要であることが明確になっています。

現在は、情報が正しく書き換えられています。

アスファルトシングルの縁切りはどうやればよいの?

繰り返しになりますが、アスファルトシングルも縁切りが必要です。

平板スレートの様に、屋根材を持ち上げては剥がすように縁切りは出来ませんし、タスペーサーの挿入は出来ません。

理由は、アスファルトシングルは屋根材を張る時に、先端付近をボンドで接着している為です。

では実際にどのように縁切りをするのかはこの画像をご覧ください。

※田島ルーフィングのカタログより抜粋

「シングルダブ部(先端の重なり部分)は、塗料により一体化した場合において、1mおきに一体化した塗料を部分的に皮すき(金属ヘラ)などで除去します」

この様に、アスファルトシングルの販売元の田島ルーフィングのカタログに記載されています。

田島ルーフィングの純正塗料での塗り替えの際の工法ですので、信頼度は高いと考えられます。

コツは、接着剤や屋根本体を切らずに、塗膜だけに切込みを入れる事です。

この工法は、私自身の独断で、弊社が20年以上も前から行っている工法です。

過去に一度も縁切り不足による雨漏りも、縁切りのやり過ぎによる雨漏りも発生させていません。

やっと、世の中の考えが私に追いついてきたな・・・。

というのは少々調子に乗り過ぎかもしれませんが、何十年も主張してきた施工方法が世の中のスタンダードになりつつある現状を誇らしく思っています。

長文を最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

田中 徹正
田中 徹正株式会社トーシンリフォーム 代表
株式会社トーシンリフォームの代表の田中です。弊社は、塗装工事、防水工事、屋根工事を三本柱として住宅外部の改修工事をメインに行っている会社です。
小さな会社にしか出来ない、心のこもったサービスをさせて頂き、全てのお客様にご満足して頂けるよう精進いたします。

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